2018/03/07 食す。 730円 |
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味仙の台湾ラーメンは台南の担仔麺を元に考案されたらしいが、こちらのお店では、そのルーツを辿って台南ラーメンと名付けた・・・ようだ。メニューをよく見ずに頼んだ私が悪いのだが、スモールというのは盛りの多い少ないではなくて辛さのこと。見た目は紛れもない台湾ラーメン。この店の中華そばがベースになっているようで、唐辛子の辛さを差し引くと、なつかしさを覚える味わい深さが見えてくる。もちろんスープの口当たりは軽め。そこへ台湾ミンチの影響が広がっていくのだが、多少の醤油辛さがあるものの、やはり唐辛子の辛味は抑えめ。食感のよいモヤシを台にしているものの、スープに沈んだミンチは辛味が抜けてさらにおとなしくなる。この程度か!と舐めてかかって鷹の爪を口にした瞬間、攻撃的な辛さが舌を刺し、首から上の汗腺が一気に開いたような感覚に襲われる。その半面、ニンニクの辛味や風味は期待したほど前に出てきていない。中細のストレート麺は、35、6cmほどで、少しプリプリとしている。ニラは火が通してあるらしくしんなりしていた。おそらくは挽いた唐辛子の量で辛さを加減しているのかな?相方の中華そばのスープをひと口いただいたが、辛くするのは勿体ないと思えるほど味わい深いものだった。ごちそうさまでした。■このラーメンに対する本音コメントはありません。