汐の極み |
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細め・縮れ |
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チャーシュー×1、メンマ、白髪ネギなど |
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2015/07/21 食す。 ★★★★☆ 780円 |
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パティシエが来店して盛り上がるスイーツ売り場を連想してしまうが、ラーメン店のオーナーが来店(7/21黒川本店,7/25津チャム店,7/30豊田美里店,8/7犬山店,8/15小牧店)して厨房に立つというのも魅せ方のひとつだと思う。サインや撮影までOKだったら・・・と想像は飛躍していく。さて、丸鶏を使った濃厚清湯というだけあって、鶏の甘味・旨味はよく伝わってくる。フランス産の塩を使うらしいが、それを強く感じないのは、塩が含むミネラルと鶏の旨味のお陰だと思いたい。白髪ネギの上から黒トリュフの香味油を使ったようだが、多くて年に一度しか口にしない食材なので、正直よく判らない。クセは強くなかったし、魅力的でもなかった。チャーシューはスペイン産の豚肩ロース。食い千切るような肉ニクしさがあって、肉の旨味もしっかりしているが、7種のハーブは活きていない。スープが強めなので、もう少しチャーシューに主張させても良かったと思う。細めの縮れ麺は、加水がやや低め。国産小麦を使い全粒粉が練り込まれていることもあって、小麦がほどよく香っている。自家製ではなくて、製麺所に指示して作らせた麺のようだ。この780円のラーメンをどう評価すべきか?店主のこだわりが伝わってくるので利益が薄いことが考えられるが、フランスだ!スペインだ!トリュフだ!と煽っている割には、物静かな優等生的なラーメン。ごちそうさまでした。 |